Tシャツ選びで知っておきたい名称と用語

こんにちは、イマニです。
Tシャツを選ぶとき、なにを重視しますか?

サイズ感、首回りのデザイン、素材、糸、編み方など、それぞれのTシャツに特徴があります。

コスパを重視したTシャツから、細部にこだわった高級なTシャツまで、シンプルなようで実は奥が深いTシャツ。

ここでは、Tシャツ選びの際に知っておくと役に立つ、名称や用語をまとめてみました。

Tシャツのシルエット

まずはTシャツのシルエットをチェックしてみましょう。

スリムとボックス

Tシャツのシルエットは、ざっくり分けると2つです。

  • スリム/タイトフィット
  • ボックスシルエット

タイトなTシャツは、伸縮性があり体にフィットしたシルエットが特徴。体のラインを出すスタイルや、重ね着の際のインナーとしても着回せます。

一方ボックスシルエットは、直線的でゆったりとしたシルエットが特徴。体のラインが響きにくいため、体型を気にせず着用できます。

各部位の採寸

Tシャツのサイズ感は、基本的にこの5ヶ所を確認すればわかります。

後ろ
  1. 身丈…首横から裾
  2. 袖丈…袖山から袖先
  3. 着丈…首後ろから裾
  4. 肩幅…左右の袖山間
  5. 身幅…見頃の幅

ボックスシルエットなら、身幅と着丈だけでも大体のサイズ感が掴めます。

ネットで買う場合は、手持ちのTシャツを平置きで採寸して差異を確かめてみましょう。

丸胴と横割り

Tシャツのボディには、『丸胴』と『横割り』の2タイプがあります。

違いは、ボディの両サイド(袖下)に切り替えがあるかないかです。

丸胴
横割り

丸胴はボディを筒状に編み上げるため、両サイドに縫い目がありません。内側にぬいしろが無い分、肌当たりがよく着心地がいいのがメリットです。

首周りのデザインと名称

次に、首回りのデザインと名称を見ていきましょう。

6パターンのネック

  1. クルーネック…ベーシックな丸首
  2. Uネック…クルーネックより深め
  3. Vネック…V型のあき
  4. ボートネック…縦に浅く横に広いあき
  5. モックネック…高さのある襟(ハイネック、ボトルネックとも呼ぶ)
  6. タートルネック…折り返せるほど高さのある襟

Tシャツの場合、クルーネックが一番スタンダードですね。

バインダーネックとは?

バインダーネック

バインダーネックとは、首回りをリブで包み込んで縫ったデザインです。

一般的なネック
バインダーネック

一般的なネックは首リブが見頃の内側にあるのに対し、バインダーネックは首リブで見頃のぬいしろを包み込んでいます。

さらにその上からダブルステッチをかけることで、より首回りの強度が上がります。

Tシャツの厚みと糸

続いて、Tシャツの厚みと糸について見ていきましょう。

オンスとヘビーウェイト

オンスとは、Tシャツの『厚み』を表す単位です。

  • 3〜5オンス…薄手〜中厚
  • 6オンス以上…厚手

一般的に、6オンス以上のTシャツは『ヘビーウェイト』と呼ばれます。

ただし、同じオンスでも糸の種類によって厚さの違いが出ます。

カード糸とコーマ糸

綿糸を作るとき、糸から飛び出た不要な繊維や毛羽立ちを除去する工程があります。

その除去率によって、カード糸やコーマ糸など呼び方が変わります。

  • カード糸…5%除去
  • セミコーマ糸…10%除去
  • コーマ糸…15〜20%除去

除去率が高いほど生産性が下がるため高価になります。

しかしその分、毛羽立ちにくく艶のあるソフトな風合いに仕上がります。

糸の番手

番手とは、『糸の太さ』を表す単位で、番手が大きいほど細くなります。

  • 番手が大きい…糸が細い
  • 番手が小さい…糸が太い

また、糸には『単糸』と『双糸』があります。

  • 単糸…1本でできた糸
  • 双糸…2本の糸をより合わせた糸

2本を撚り合わせた双糸は、しなやかで丈夫な仕上がりになります。

Tシャツの編み方の名称

Tシャツは、大きく分けて3つの編み方が採用されています。

  • 天竺編み
  • フライス編み
  • スムース編み

天竺編み

一番ポピュラーなのが天竺編みです。

メリアス編みとも言われ、表面と裏面で見た目に違いがあります。生地の切れ端が丸まるのが特徴。

フライス編み

フライス編みは、ゴムやリブ編みのように伸縮性の高いのが特徴です。

見た目は、裏面と表面で相違はありません。ストレッチが効くため、襟や袖口、肌着にもよく使用されます。

スムース編み

スムース編みは、凹凸が少なくなめらかでやや光沢があります。

見た目は、裏面と表面で相違はありません。フライス編みに比べ伸縮性はありませんが、型崩れしにくく耐久性があります。

吊り編みとは?

吊り編みとは、明治時代終わり頃にヨーロッパから伝わった『吊り編み機』という機械を使った編み方です。

1時間に1mというゆるやかな速度で筒状に生地を編み上げていくのが特徴です。

大量生産には向かず、現在では非常に希少な製法となりましたが、空気を含んだ手編みのような風合いが魅力です。