Tシャツやスウェットのボディブランドとして知名度の高いフルーツオブザルーム。創設から150年以上の歴史を誇る、アメリカの老舗メーカーです。
ここでは、古着で目にする機会の多い1980年代後半〜現代までの年代別タグをご紹介します。
フルーツオブザルームの年代別タグ

フルーツオブザルームのタグを年代ごとに見ていきましょう。
1980年代後半〜
まずは80年代終わり頃に見られるタグです。

タグ中央にはトレードマークであるフルーツ、その下にはアメリカ国旗のようなグラフィックの中に小さくMADE IN U.S.A.の文字があります。
80年代のタグは耐久性のない素材が多く、劣化して端がほつれたり変色しやすいのも特徴です。
1990年代
90年代に入るとタグのバリエーションが増えます。


こちらは80年代のタグと同じグラフィックですが、90年代に入りタグの素材がサテンやナイロンなどツヤのある化学繊維に変わっているのがわかります。

こちらは今までのタグと少し異なり、ロゴがサークル状になっています。写真のタグはベースカラーがホワイトですが、ブルーベースのタイプも存在します。


こちらはフルーツのみのシンプルなグラフィックのタグです。
左のタグはASSENBLED IN MEXICO OF USA FABRIC(アメリカの素材を使ってメキシコで縫製)、右のタグはカナダ製とプリントされており、徐々にアメリカ国外での製造に移行しているのがわかります。
1990〜2000年代
90年代から00年代にかけて見られるタグです。



黒い背景が付いたグラフィック、そして2枚重なった通称『2枚タグ』に変わっています。

少し違うバージョン。

フルーツオブザルームにはフルーツの絵がないこんな黒タグもあります。


80年代にフルーツオブザルームから派生したブランド、SCREEN STARSのタグに非常に似ています。
現行のフルーツオブザルームのTシャツタグ


こちらは2023年現在、日本で販売されているフルーツオブザルームの7ozヘビーウェイトTシャツと、2枚組パックTシャツのタグです。
現在のフルーツオブザルームのTシャツを着てみたい方は、以下レビュー記事を書いたのでぜひチェックしてみてください。
フルーツオブザルームの年代別タグガイド まとめ

フルーツオブザルームの年代別タグの見分け方をご紹介しました。
ぜひフルーツオブザルームの古着Tシャツやスウェットの年代を見分ける際に活用してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。